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Kichiのこだわり

新鮮な真鯛カブト
当店の鯛カブトは「鋸南町勝山漁協養殖江戸前真鯛」を使用。潮通しの良い勝山沖で育った真鯛は、身が締まり脂の甘みが特徴です。丁寧に下処理を施した鯛を使い、「てぇじる〈鯛汁〉」や「鯛出汁うどん」「鯛出汁茶漬け」などをご提供。鯛ほぐし身はおにぎりの具材としても楽しめます。
千葉県産のお米と海苔
南房総・館山産「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」を地元米問屋に依頼しブレンド。つやや粘り、旨味を引き出し「冷めても美味しい」を追求しています。新米が収穫される9月にはすぐ切り替え、地元産と高品質にこだわり続けています。


素材の良さを活かした
やさしい味付け
「やさしい味」「沁みる味」との声を多くいただく当店の味付けは、素材の旨みを活かしたシンプルなもの。もし、少し物足りなさを感じた場合は、卓上調味料で調整してください。
よい1日、よい旅の始まりを
笑顔でお迎え
当店の建物は「intro(イントロ)」と名付けました。曲のイントロを聴いて期待が高まるように、Kichiの朝定食やおにぎりから始まる素敵な一日や旅、館山への期待が膨らむ店でありたいと願っています。笑顔で人と人を繋ぐ場を目指します。

あら汁とおにぎりの店を始めた理由
2016年、46歳のときに家族とともに館山へ移住してきました。せっかく移住したからには、このまちに深く関わりたい。そんな思いから、地元で出会った仲間たちとともに、館山駅周辺の活性化に取り組むようになりました。
かつての館山駅前は、デパートが2軒あり、観光客や買い物客で賑わう場所でした。しかし、車社会化や少子高齢化が進む中、その賑わいは失われていきました。そこで私たちは会社を立ち上げ、2022年に元デパートのビルを改装して「sPARK tateyama」として再生。その次の取り組みとして、この建物「intro」を取得し、自ら店舗を運営することを決めました。
ただ、何の店をやるかは決まっていませんでした。そんなとき、地元の魚卸店の社長から「鯛カブトを活用して新たな名物を作れないか?」と相談を受けました。鯛カブトは美味ですが、加工や流通の手間がかかるため、その多くが未利用部位となっていたのです。その話を聞いたとき、「素朴なあら汁」を思い浮かべました。鯛あら汁を目当てに「また館山に行きたい」と思ってもらえるような店を作りたい。さらに、日常的に地元の方にも利用してもらえるように「おにぎり」を組み合わせたらどうか、と考えました。
飲食店経験のない私でしたが、地元の調理師や飲食店運営経験のある店長の力を借り、2024年8月にこの店をオープン。そして2025年からは定休日なしで朝営業を始めました。
やさしい味、沁みる味で、お客様の身体と心を癒す店。訪れる人の思い出に残り、まちへの期待や愛着を育むきっかけになる店。地元の人たちが誇りを持ち、いきいきと働ける場所。館山駅前という玄関口で、まちを明るく照らす存在。
そんな店を目指して、今日もスタッフ一同、1杯のあら汁と1個のおにぎりに心を込めています。
漆原商店 店主
漆原 秀(うるしばら しげる)
取材記事:
リノベーションによるまちづくりで館山に“居場所”と“出番”を作る/千葉県公式サイト「ちばらしい暮らし」



